EOS M3とマウントアダプターとEFレンズの1ヶ月

EOS M3がやってきて1ヶ月。その間におよそ1,500枚ほど（半分以上カメ写真（笑））あれこれ撮影してみて自分なりに使ってみた感想など。

本体と一緒に手に入れたのがミラーレス用のEF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMとマウントアダプターのEF-EOSM。
購入前はやっぱりコンパクトなボディには専用のMレンズだよね〜と思っておりました。

ところが実際に使ってみるとEF-EOSMとEF24-105mm F4L IS USMが思いのほか違和感なく使えて、良く撮れるものだから、この1ヶ月間はほぼこの組み合わにハマっておりました〜。これは自分でも予想外の使い方です。
だってせっかくカメラが小さいのにね〜わざわざ大きくして使っているんだもの（笑）

■慣れるまで難しかった撮影時の持ち方

私のこのメインのセットだと撮影時の持ち方が難しい。なにしろ本体よりもレンズの方が重く、本体も小さいのでとてもグリップしにくい！

グリップで片手だけで持とうとすると、重くてぎゅ〜〜〜と握りしめてしまうので、親指の付け根の腹でコントローラーホイールのボタンを押してしまうという(^^;

持つときにはカメラ本体に依存してはいけませんね。重心はかならずレンズ本体です。レンズを下から左手で包み込むように支え、右手はカメラ本体に添える程度でシャッターを押す感じ。
重心とコントロールの関係がスノボのスタンスみたいね（笑）

普段から大砲みたいな大きなレンズを持っている方なら慣れているかと思うけど、私は慣れるまでにちょっと時間がかかっちゃった。

いつもこのセットをこの持ち方で（LUMIX DMC-GX1で撮影）

■気に入っているところ

このカメラが発表になって、最初にぱっと見このカメラいいかも〜と思ったのは本体のデザインでした。
特にたくさん付いているダイヤルと飛び出たグリップがデザイン的に良いですね。

一番頻繁につかう露出補正がダイヤルになって、直感的に使えるようになってるのはすごく便利です。ダイヤル達の質感もこの値段のカメラにしては高級感醸し出しています。ただ、このダイヤルがすごく固い！緩すぎてもダメだけど、もうちょっと回しやすいとよかったな〜。

それに比べ、何故かシャッターボタンの周りに付いている電子ダイヤルが唯一軽くカチャカチャしていてここだけおもちゃみたいです。

グリップもやっぱり必須ですね。たとえ本体が多少大きくなろうとやっぱりグリップがあると無いとではデザイン的にも使い勝手も違いますね。

とても便利な露出補正ダイヤル（LUMIX DMC-GX1で撮影）

■違和感のないマウントアダプターEF-EOSM

実はマウントアダプターは、キャッシュバックキャンペーンがあったから買ったようなものだったのだけど、これは手に入れて大正解でした。
キヤノンのEFレンズを持っているので、いずれ購入するつもりではいたけど、それほど欲しかった物でもなかったのよね。
それがもう今はこれが無いと困る！これがEOS M3を楽しくしてくれているのは間違いないです。

本体にセットするともちろん長く重くなっちゃうんだけど、見た目的にはほとんど違和感なくレンズと一体化しているところが美しいです^^

レンズと本体の間に違和感なくセットされています。（LUMIX DMC-GX1で撮影）

■一眼レフではなくミラーレスを使う理由

大きなEFレンズを使うのであれば、一眼レフでいいじゃないと思いますよね。
それに一眼レフに比べるとやっぱり機能は少ないし、AFは遅いし、連写も遅い。

でもこの一ヶ月、旅写真もカメ写真も仕事の写真も、画質的にも使い勝手も個人的にはすごく満足しています。（AFの遅さに苛つくことは多々あれど（笑））
画質はやっぱり素敵なキヤノン画質で、小さく軽い本体は私のバッグにも収まりがよく軽いのでいつも持っていたくなります。ここ数年、マイクロフォーサーズばかり使っていたので、あまり大きなカメラを持ちたくないというのもあったし。

決して高級機ではないけれど、撮れたものは私の撮影欲を充分満たしてくれてワクワクさせてくれます。
やっぱりどんないいカメラを持っていたって、常に持ち出して楽しく撮れないと意味が無いもんね。
ダイヤルの堅さとかAFの遅さとか、もうちょっとの部分もたくさんあるのだけど、私にはこのカメラがぴったりと合っているみたいです。

そしてなにより、ここ最近とんと出番の減ったEFレンズ達の出番が増えたことはほんとよかった！

■EOS M3とEF-EOSMとEF24-105mm F4L IS USMの写真

以下はこの1ヶ月EOS M3とEF-EOSMとEF24-105mm F4L IS USMの組み合わせで撮った写真です。レタッチ、トリミング等しています。